株主の皆様へ

第160期 中間期事業のご報告

トップメッセージ

代表取締役社長
社長執行役員

長尾 裕

持続可能な企業グループへ向けて

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

ヤマトグループは、経営理念に掲げる「豊かな社会の実現への貢献」を通じた持続的な企業価値の向上を実現するため、中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030~1st Stage~」に基づき、

決算ハイライト

(単位:億円)
前中間連結
会計期間
当中間連結
会計期間
増減 伸率
営業収益 8,665 8,404 261 3.0%
営業利益 123 150 273
経常利益 126 136 262
親会社株主に帰属
する中間純利益
53 111 165
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ヤマトグループの目指す姿

2025年3月期~2027年3月期の3年間を「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を実現する期間」と位置付け、社会課題に企業活動を融合させたビジネスモデルとして具体化していくことを目指す中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 ~1st Stage~」を策定しました。

ヤマトグループは、社会的インフラとしての宅急便ネットワークの高度化、より便利で快適な生活関連サービスの創造、革新的な物流システムの開発を通じて、豊かな社会の実現に貢献します。

ニューストピックス

<もっとわかる>
ヤマトグループの様々なサービスについてご紹介します

美術品ロジスティクスについて

近年、日本における大規模な国際アートフェアの開催や個人コレクターの増加など、美術品市場に変化の波が訪れています。様々な変化の中でヤマト運輸の美術品ロジスティクスは展覧会に伴う輸送だけではなく、売買に伴う輸出入や保管などお客様のニーズに合わせてサービスの幅を広げてきました。その中で今回はコレクションプロデュース(以下「コレプロ」)についてご紹介します。コレプロとは、美術作品(以下、作品)の所有者(コレクター)と連携し、作品を展覧会開催⽤にパッケージ化、全国の美術館にご紹介するなど、所有者と美術館をつなぎ展覧会の開催を⽀援するサービスです。今まであまり知られていなかった個人所有作品の公開や地域文化の発信をお手伝いすることで、作品の活用を促し日本の芸術・文化の発展に貢献しています。

コレクションプロデュースについて紹介する図

貨物専用機(フレイター)について

2024年4⽉11⽇から貨物専⽤機(以下「フレイター」)の運航を開始

安定的なスピード輸送の提供による新たな需要の獲得と流通拡大による地域経済の活性化、輸送サービス品質の維持・向上を図るため、2024年4月からフレイターの運航を開始しました。2024年8月からは、これまでの成田、新千歳、北九州、那覇の各空港をつなぐ路線に加え、羽田空港と新千歳空港および北九州空港間での運航を開始し、10月には北九州から新千歳へと直行する便を追加しました。引き続き、生鮮品や機械類、アパレルなどスピード輸送を求めるお客様への拡販を推進するとともに、お客様のさらなるニーズに対応していきます。

フレイター事業について
フレイターができるまで

連結財務諸表(要旨)

中間連結損益計算書
  • 営業収益
  • 営業利益/営業利益率
  • 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益
中間連結貸借対照表
  • 純資産/自己資本比率
  • 1株当たり中間(当期)純利益
  • 1株当たり配当金
中間連結キャッシュ・フロー計算書
  • キャッシュ・フロー
    スクロールできます
  • 自己株式の取得について
    当社は、資本効率の向上を図るため、2024年11月から2025年9月の期間で自己株式を約500億円、3,900万株取得する予定です。

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