株主の皆様へ
第160期 中間期事業のご報告
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ヤマトグループの目指す姿
2025年3月期~2027年3月期の3年間を「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を実現する期間」と位置付け、社会課題に企業活動を融合させたビジネスモデルとして具体化していくことを目指す中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030 ~1st Stage~」を策定しました。
ニューストピックス
<もっとわかる>
ヤマトグループの様々なサービスについてご紹介します
美術品ロジスティクスについて
近年、日本における大規模な国際アートフェアの開催や個人コレクターの増加など、美術品市場に変化の波が訪れています。様々な変化の中でヤマト運輸の美術品ロジスティクスは展覧会に伴う輸送だけではなく、売買に伴う輸出入や保管などお客様のニーズに合わせてサービスの幅を広げてきました。その中で今回はコレクションプロデュース(以下「コレプロ」)についてご紹介します。コレプロとは、美術作品(以下、作品)の所有者(コレクター)と連携し、作品を展覧会開催⽤にパッケージ化、全国の美術館にご紹介するなど、所有者と美術館をつなぎ展覧会の開催を⽀援するサービスです。今まであまり知られていなかった個人所有作品の公開や地域文化の発信をお手伝いすることで、作品の活用を促し日本の芸術・文化の発展に貢献しています。
貨物専用機(フレイター)について
2024年4⽉11⽇から貨物専⽤機(以下「フレイター」)の運航を開始
安定的なスピード輸送の提供による新たな需要の獲得と流通拡大による地域経済の活性化、輸送サービス品質の維持・向上を図るため、2024年4月からフレイターの運航を開始しました。2024年8月からは、これまでの成田、新千歳、北九州、那覇の各空港をつなぐ路線に加え、羽田空港と新千歳空港および北九州空港間での運航を開始し、10月には北九州から新千歳へと直行する便を追加しました。引き続き、生鮮品や機械類、アパレルなどスピード輸送を求めるお客様への拡販を推進するとともに、お客様のさらなるニーズに対応していきます。
フレイター事業について
フレイターができるまで
連結財務諸表(要旨)
前中間連結 会計期間 2023年4月1日〜 2023年9月30日 |
当中間連結 会計期間 2024年4月1日〜 2024年9月30日 |
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営業収益 | 866,582 | 840,413 |
営業原価 | 827,450 | 829,079 |
営業総利益 | 39,132 | 11,334 |
販売費及び一般管理費 | 26,773 | 26,336 |
営業利益又は営業損失(△) | 12,358 | 15,001 |
営業外収益 | 2,627 | 2,895 |
営業外費用 | 2,344 | 1,546 |
経常利益又は経常損失(△) | 12,641 | 13,652 |
特別利益 | 1,381 | 153 |
特別損失 | 3,756 | 527 |
税金等調整前中間純利益又は税金等調整前中間純損失(△) | 10,266 | 14,026 |
法人税等 | 4,832 | 2,919 |
中間純利益又は中間純損失(△) | 5,434 | 11,107 |
⾮⽀配株主に帰属する中間純利益 | 50 | 66 |
親会社株主に帰属する中間純利益又は親会社株主に帰属する中間純損失(△) | 5,384 | 11,174 |
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営業収益は、越境ECやBtoB-ECを中心に宅配便の取扱数量が増加したものの、コントラクト・ロジスティクスの需要が減少したことに加え、投函サービスの取扱数量が減少したことなどにより、前年同期に比べ261億68百万円減少し8,404億13百万円となりました。
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営業利益は、外部環境の変化による時給単価の上昇やパートナー企業に対する委託単価の上昇が継続した中で、業務量に連動したオペレーティングコストの適正化に向けた取組みに注力したものの、新たなビジネスモデルの事業化に向けた費用が増加したことなどにより営業費用は増加し、前年同期に比べ273億60百万円減少し150億1百万円の損失となりました。
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親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べ165億58百万円減少し111億74百万円の損失となりました。
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営業収益 -
営業利益/営業利益率 -
親会社株主に帰属する中間(当期)純利益
前連結 会計年度 2024年3月31日 |
当中間連結 会計期間 2024年9月30日 |
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[資産の部] | ||
流動資産 | 496,353 | 448,702 |
固定資産 | 639,541 | 650,576 |
有形固定資産 | 454,753 | 455,556 |
無形固定資産 | 41,215 | 41,165 |
投資その他の資産 | 143,571 | 153,854 |
資産合計 | 1,135,895 | 1,099,278 |
[負債の部] | ||
流動負債 | 345,905 | 313,842 |
固定負債 | 198,009 | 210,635 |
負債合計 | 543,914 | 524,478 |
[純資産の部] | ||
株主資本 | 569,333 | 550,216 |
その他の包括利益累計額 | 16,422 | 18,435 |
非支配株主持分 | 6,225 | 6,147 |
純資産合計 | 591,980 | 574,800 |
負債純資産合計 | 1,135,895 | 1,099,278 |
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資産合計は 、現金及び預金、未収法人税等、受取手形、売掛金及び契約資産が減少した一方で、投資有価証券が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ366億16百万円減少し1兆992億78百万円となりました。
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負債合計は、支払手形及び買掛金、未払消費税等が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ194億35百万円増加し5,244億78百万円となりました。
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純資産は、親会社株主に帰属する中間純損失が111億74百万円となったこと、また剰余金の配当を実施したことなどにより、前連結会計年度末に比べ171億80百万円減少し5,748億円となりました。
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純資産/自己資本比率 -
1株当たり中間(当期)純利益 -
1株当たり配当金
前中間連結 会計期間 2023年4月1日~ 2023年9月30日 |
当中間連結 会計期間 2024年4月1日〜 2024年9月30日 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー | 24,000 | 4,557 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 19,161 | 35,678 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 413 | 26 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 974 | 25 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 6,227 | 31,172 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 183,225 | 194,702 |
連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | ― | 458 |
現⾦及び現⾦同等物の中間期末残高 | 189,452 | 163,987 |
より詳細な連結財務諸表につきましては、こちらをご覧ください。
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営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益が損失となり収入が減少したことおよび未払費用の増減額が減少した一方で、法人税等の支払額が減少したことなどにより、前年同期に比べ収入が194億42百万円減少し45億57百万円の収入となりました。
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投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産および投資有価証券の取得による支出が増加したこと、定期預金の払出が減少したことなどにより、前年同期に比べ支出が165億16百万円増加し356億78百万円の支出となりました。
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財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入および短期借入金の純増減額が減少した一方で、自己株式の取得による支出が減少したことおよび、長期借入れによる収入が増加したことなどにより、前年同期に比べ収支が4億40百万円減少し26百万円の支出となりました。
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キャッシュ・フロー -
- 自己株式の取得について
- 当社は、資本効率の向上を図るため、2024年11月から2025年9月の期間で自己株式を約500億円、3,900万株取得する予定です。